それは「薬湯」と銘している湯槽。温泉じゃなく入浴剤や薬草などで身体にイイと詠われている湯。
今回話題にしたいのは天然じゃない入浴剤の方。家庭でいえばバスクリン系のあれね。
我輩のお気に入りの銭湯で最も行く頻度が高いのが東上野の寿湯であるが、寿湯の場合は内湯の1/3ぐらいのスペースが薬湯に設定されている。日替わりで種々の湯に様変わりする。
確か9種類の日替わりだがとりあえず覚えているのは[宝寿湯 / 紫根 / 甘草 / アロエ / ローズ&サンダルウッド / ペパーミント&オレンジ / レモン / ラベンダー ]の八つ。そして日曜・祝日の大露天風呂が[はちみつ風呂]になる。白湯に比べて何故かありがたく思える。薬湯の湯槽の壁には概ねプレートが設置されていて〈本日の湯 : アロエ〉とか告知されている。入浴客はそれを見て「なるほど、アロエね」などと意識して浸かっているわけだ。
我輩もそんなクチだが、いつも意識しているのはプレートの下部に記載されている入浴剤の会社、ヘルスケミカルという社名でR。一般的には聞かない名前でありまつな。
この会社は名古屋に本社があるよーだ。東京の銭湯の薬湯はここの商品が多いんじゃないかなあ。
いつもは何となく入っているだけなので、日頃の感謝を込めて以下に各薬湯の詳細を紹介しておく。
【宝寿湯】の紹介ページに Go !
【紫根】の紹介ページに Go !
【甘草】の紹介ページに Go !
【アロエ】の紹介ページに Go !
【ローズ&サンダルウッド】の紹介ページに Go !
【ペパーミント&オレンジ】の紹介ページに Go !
【レモングラス&グレープフルーツ】の紹介ページに Go !
【ラベンダー&カモミール】の紹介ページに Go !
上記のように日曜、祝日に限り大露天風呂が薬湯(はちみつ風呂)になる。手足をゆったり伸ばしてはちみつの香りを楽しむのでR。贅沢をいえば天然温泉・・・でも庶民はこの入浴剤入りの薬湯で毎日自分を労っているのでありますた。