奥さんの病室での楽しみは今や読書のみでありまつ。なんかコンタクトがちょっと合わないみたいでTV見るのが少しきついみたいでつな。呑気なもので転院して4ヶ月にもなって、ようやく病院内に図書室があるのを知りますた。今まで差入れの文庫本で何十万円も使ってたので助かりますな(すこしフェイクを含んでいまつ)。
ただ図書室に行くためには一度入院病棟の1Fまで降りて、繋がっている中央病棟に移りエレベーターで6Fに行かなくてはならないので、車椅子を押す付き添いが必要なんでつな。
こういう「遠出」の許可が出ただけでもいい傾向でつな。
図書室は〝にこにこ文庫〟といいますて、文庫本から単行本、マンガ本、雑誌まで多種多様でありまつ。多分、退院していく人たちが置いていった(寄付)本で成り立っているよーでありまつ。返却期間が決まってないので7冊ほど借りてますた。今後は確実に休みが取れる水曜日狙いになると思われ。
本を借りてから、初めて院内探検をしようということになって(なにしろこの4ヶ月は自分の病室とラウンジしか移動してなかったでつからな)、先ずはいつも差入れで使う1Fの〝TULLY'S COFFEE〟で自ら定番の抹茶スワークルを喜んで購入。そのまま15Fの精養軒前のベンチで一服しますて、ショーケースの Menu を見て食事した気分を味わいますた。
続いて14Fのラウンジへ(15Fのその位置は精養軒なので食事しないと)。
いやあ、病室があるフロアのラウンジからの眺めとはえらい違いでつな。屋根の先っぽしか見えなかった〝旧岩崎邸〟がかなりわかりまつ。
〝旧岩崎邸庭園〟 の紹介ページ(東京都公園協会)
(↓)参考までに先日撮影した全景。とんがり屋根が分かるでしょーか?
不忍池をこの角度で見下ろしたのは初めてでありまつ。野外音楽堂や弁天堂、精養軒‥‥上野東照宮の五重塔が一望出来まつ。初夏から14Fラウンジに気づいていればもっと良かったでつな。