墨田区向島(東向島)に「鳩の街」がある。国道6号線の東向島付近のスーパーから入る商店街にその名前が残されている。吉行淳之介の小説「原色の街」の舞台となった街、属にいう赤線エリアだったところでR。細い路地の商店街の北側の路地裏には未だにカフェー風のタイル貼りの建物が残存している。我輩も今まで数回訪れたことがあって、昭和の香りを感じたものだ。
その商店街に古民家 Cafe がある。今まで気づかなかったのは水曜日という吟遊詩人の旅の日が店の定休日だったことに加え、休みの時は看板類を出してないのでということらしい。
街の薬局だった長屋を改造した店内は文字通りレトロな佇まい。ギャラリーとしても利用出来るスペースに薬局だった頃の氷枕やら台帳などがディスプレイされている。落ち着きますぞ、この店は。
マスターの山中氏は演劇関係のひと。年末にはご自身が脚本・演出する作品が上演されるもよう。観劇大好き人間の我輩だがここ何年もそっちの欲求が満たされないでいる。
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火曜日水曜日定休 墨田区東向島1-23-14 10:30〜18:30営業☆〝鳩の街通り商店街は昭和レトロの街〟 website