先日訪れた深川番所の河田女史のお勧めの店である。
店内には優しくそして強い藍染めの木綿製品が並べられている。その縞模様と藍染めに心が和む。
店主の丸川氏は三重県松阪生まれの松阪育ちである。日本における木綿の発祥地と言われる三重県松阪市。今でも歌舞伎役者が縞の着物を着ることを「マツサカを着る」と言うほど、松阪もめんは江戸時代の「粋」なファッションであったという。松阪もめんは三重県松阪市の無形民俗文化財である伝統民芸品だ。
例えば本の角に挟むしおりは「しるべ」、デスクダイアリーは「日事記(ひじき)」、無地のノートには「百人帳」などと銘々されていて「ん?」と一瞬考えさせてくれます。価格帯も手頃な範囲で自ら使うのもよし、また贈り物として十分価値ある品揃えでありました。
◎【丸川商店】 blog
江東区清澄2-13-5 クレール清澄1F(地図を表示する)
03.3641.5382 open11:00〜19:00(日祝祭は18:00まで)
不定休(websiteで確認のこと) 大江戸線・半蔵門線 清澄白河駅 A1出口 徒歩3分